RBE2543 松浦鉄道MR-301
配置:Pyinmana
運用区間:Pyinmana − Nay Pyi Taw − Tatkon、 Lebu − Yone Pin Kwet − Ywataw(Natmauk) − Pyawbwe
確認日:14/8/22、15/4/27、15/8/31、15/9/1、15/9/2、15/9/3、15/12/16、15/12/17、16/4/27(、18/2/16)
松浦鉄道開業時からのイベント対応車。車体は踏切事故の復旧工事で1996年に造り直したものになっている。2007年3月引退。
2012年11月・2013年11月時点では、PaZunTaung Railcar Workshop(略称PZT)の入場車だった。
2013年8月にエンジンを新潟DMF13HSから日産ディーゼルPF6に換装している。
2014/1/3にはピンマナ機関区内で目撃されている。 2014/8/22はDRC内にいたが、運用表には入っていなかった。
2014年末からヤンゴン工場で運輸政策研究機構国際問題研究所(JITI)の支援による松浦車の再整備が行われ、RBE2543はその対象に選ばれた。
オーバーヒート対策を施した新品のエンジン・ラジエータ・変速機に交換。ロングシートはミャンマーの客車でお馴染みの青いFRP製に。
新車のようになった車体の側面には日本財団のロゴマークが入れられ、2015/3/20にヤンゴン中央駅で記念式典が行われた。
2015/4/27はRBE2568(平成筑豊鉄道303)と組んでコンピュータ大学支線直通のga運用に入っていた。
2015/8/31〜9/3、12/16〜17、2016/1/12〜13はRBE2543がRBE2568を牽引する編成。
2016/1/26〜27はRBE2590(キハ48 303)と組んだ編成。2016/3-12〜13はRBE3010(キハ11-111)と組んだ編成。
2016/4/27はミャンマービールラッピングのRBE3019(キハ11-120)と組んでいた。
2016年5-6月にコンピュータ大学支線はキハ11形で統一され、RBE2543は運用に入らなくなった。
2016/8/14にヤンゴン中央駅でRBE2543単行の試運転?が目撃されたのを最後に姿を消している。
2017/6/8には植木の美しいLebu駅で撮影された写真がシェヤされており、ピンマナに転属してPyawbwe3〜Pyawbwe4で使用と判明。
船積みを待つMR-301、MR-205、MR-201、NT132 RBE2543 DRC 2014/8/22 zaアトゥーヤターとRBE2543 DRC 2014/8/22 ヤンゴン中央駅を発車する完成記念列車 ga1 RBE2543+RBE2568 Yangon 2015/4/27 ga1 RBE2543+RBE2568 Yangon 2015/4/27 RBE2543の室内 ga1 Yangon 2015/4/27 RBE2543の室内 ga1 Yangon 2015/4/27 RBE2543の運転台 ga1 Yangon 2015/4/27 RBE2543の室内 ga1 Yangon 2015/4/27 ga1 RBE2543+RBE2568 Yangon 2015/4/27 ga1 RBE2543+RBE2568 Yangon 2015/9/1 RBE2543の運転台付近 ga1 Yangon 2015/9/1 RBE2543のエンジン ga1 Insein 2015/9/1 RBE2543のエンジン ga1 Insein 2015/9/1 RBE2543 Yangon 2015/9/1 RBE2543のエンジン ga3 Yangon 2015/9/1 ga1 RBE2543+RBE2568 Tha Maing 2015/9/2 ga3 RBE2543+RBE2568 Yangon 2015/12/16 ga2 RBE2543+RBE2568 Yangon 2015/12/17 ga1 RBE2543+RBE3010 Hlaw Ga〜Computer University 2016/3/12 ga1 RBE2543+RBE3019 ga1 RBE2543+RBE3019 Yangon 2016/4/27 ga3 RBE2543+RBE3019 Pyaylan 2016/5/14
2017/9/19にもLebu駅での写真がシェヤされていたが、2017/10/5のものはRBE5013に変わっていた。
2017/12/21、2018/1/5のPyawbwe3〜Pyawbwe4は再びRBE2543となっている。
2018/2/16のPyawbwe3〜Pyawbwe4はRBE2569+RBE2570に変わっており、RBE2543と思われるツートン松浦車はネピドー駅構内の車庫にいた。
2018/8/4、11/24は再びPyawbwe3〜Pyawbwe4で使用中。
2019/9/26はピンマナの近距離列車tha507Up〜tha510Dnに使用。
船積みを待つMR-301
2012年にPZT所属だったRBE2513(NT103)はLRBEと同仕様の塗装が車内外に施されて強烈だったが、
RBE2543は通常のツートン+内装に落ち着いている。
それでも、尾灯が無くなってシールドビーム4灯になったライトはかなり目立つ存在。
「Myanma Alinn Daily」2015/3/21号より
http://www.moi.gov.mm/npe/mal/?q=download/file/fid/1449
この日は共に動力車で機回し不要の2両編成。
先頭車だけエンジンをかけて運転する。
ドア横には日本ミャンマー外交関係樹立60周年記念のマークが入っている。
美しく仕上がっている。鮮やかで衛生的なFRP製シート。
独特な裾仕切付き。
日本語のプレートはそのまま残っている。
撤去されていたワンマン運転用の丸いルームミラーが今回復活している。
新品を日本から取り寄せたのか、ミャンマーにあった中古品か。
雑誌に「当時のまま存置」と書いてあるのは誤り。
一旦エンジンを止めたので乗車券を買いに行ったら、その隙に発車して行ってしまった。
乗車券を事前に購入しておけば後で後悔することなし!
標識灯が謎のシールドビーム4灯に戻っているが、点灯するのは1個だけ。
エンジンは一般的な新潟DMF13系と同じ姿。
変速機は音があまりしない事から新潟TACN22系以外のものと思われる。
ga2〜ga3の機回し中。
銀色に輝く横長の部品が目立つ。
これがオーバーヒート対策の熱交換器。
前面の車番とライトの下に、記念列車で装飾した時の糊の痕が残っている。
隣のキハ40系も日本の支援車。
ヤンゴン方のライトは2個点灯するようになっていた。
hta1 RBE3025+RBE3022
Yangon 2016/4/27
※ビデオキャプチャ画像
2016/1/1からコンピュータ大学行の発車時間が遅くなったので、この時期はもう明るい。
ga1、hsa2(キハ38形)、hta1の順に発車。
コンピュータ大学支線運用時代末期
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