RBE3601 日本国有鉄道→JR西日本 キハ58 647
配置: Myitnge Carriage and Wagon Workshop
運用区間:放置
確認日:13/4/30、14/3/2
JR西日本のキハ58・28には、廃車数年前にクハ115のハゲタイプと同じような更新工事を受けた車が多数存在する。
雨樋を別形状の新品に交換、化粧板・床敷物を全て新品に交換。とても美しい車内だった。
殆どが昭和41年度予算7次車以降への施工だったが、647は内バメ尾灯の6次車で施工された希少な例。
647は山口鉄道部車両管理室(広クチ)の所属で、山陰本線小串〜下関間を中心に活躍するローカル用だったが、
以前臨時快速「北長門」等があった為、広島急行色・吊り広告無しで整備されていた。
山口のキハ58系定期運用はキハ47の転入により2003年10月で壊滅。
波動用で活躍後、2005年2月18日に廃車。兵庫の川崎重工から搬出された。
ミャンマーでは遷都前後にYangon − Pyinmana/Nay Pyi Tawの急行で使用されている。
他にPyinmana/Nay Pyi Taw − Mandalayの急行も設定されていたので、そこでも使用された可能性がある。
※「RBE3601=キハ58 7211」とする資料もあるが、雨樋形状からそれは誤りだとわかる。 キハ58 647の室内(隣はキハ28 2306) 03/9/10早朝
デッキには「名客」のくずもの入れが置かれていた。 03/9/10 キハ58 647の室内 03/9/10
RBE3601 Myitnge Carriage and Wagon Workshop 13/4/30
キハ58 647+キハ28 2492 下関車両センター 04/11/20
末期は2492と組んで波動用として活躍した。この日はイベントで展示。
キハ28 2492はバケットシートのままで更新を受けた最高級の車で、
その後も山口に残り、ふれあいパルと共に2007年11月9日廃車。
この日は滝部停泊から目覚める運用だった。
手前に写り込んでいる丸い取っ手も647らしい特徴。
隣のキハ28 2306は現在中国の天津に置かれている。
夕方、再び乗車した。
廃車寸前とは思えない新車の内装。
前面窓上部には新首都Nay Pyi Tawの文字が掲げられている。
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